私とご主人さまがお店で買い付けをしている途中、おっさんがやってきました。
そのおっさん、店の中のモノをどんどん悩むこともせず、お買い上げ。
私とご主人さま
(これでは、店の全ての物をこのおっさんに買われてしまう)と、焦り
でも、このおっさんのようにガンガン買うことはできない歯がゆさ。
とりあえず、目に付けたいいものをおっさんが買う前に
奪い取り、それから試着してみて検討するという地味な作業の繰り返し。
たまに、そのおっさんに
「この帽子、ちょっと試着してみて」
と指図され、渋々かぶるチョリ。
ご主人さまがキープしている帽子をみて
「その帽子いいね~」
と奪い取ろうとするおっさん。
お店にある帽子とマフラーの6割ぐらいを買い占め
そのおっさんは去っていきました。
私とご主人さまは、そのおっさんが荒らしたお店に残り、最終決断をして(何度も試着をして)
お買い上げ。
おっさんが買った量に比べたらだいぶ少ないのに、私とご主人さま
「これを二年がかりで売ろう(二年分の冬物は買ったよね)」
と気弱なそして規模が小さい発言。
大量に(私たちにしたら)買った商品。
おっさんはお店の人にカーゴで送ってもらうのに比べて
私とご主人さまは、そこのお店のスタッフを捕まえホテルまで運んでもらう。
どこまでもスケールの小さい私とご主人さまでした。
(↓争奪戦の末、そしてチョリとご主人さまの厳しい審査を勝ち抜いた帽子たち)