日中でも汗ばむ陽気(と言うかどうか)のバリ。
着々と工事の打ち合わせが進む。
といっても、工事担当の人たちは棟梁をはじめ日本語が全く通じない。
それこそ「アリガトゴザイマス」も難しい状況。
通訳兼コーディネーターのK氏頼みである。
彼はこれといって建築に詳しいわけでもないし、
そのような職についていたわけでもない。
彼はサービス業に身を置いている。
それが、私たちにとってかなり幸いだった。
現地の人たち、つまりバリ人の気質を知っているし、
どのように立ち居振舞えば、うまくまとまるかも心得ている。
一方で日本人への気遣いもなかなかである。
とはいえ、細かいニュアンスをダイレクトに伝えられないもどかしさを
双方が抱えていることは否めない。
特に金銭が絡むことだけに。。。
そうして、いよいよ増築部分の基礎作りが始まった。
By TAMAKI