日本には出稼ぎに戻ってきているようなご主人さま。
なんとか仕事も見つかって、今は必死にチケット代を稼いでいるよ。
いつもランチはコンビニで「ご購入」が基本のご主人さま。
でも今は、生活のため、お店のため、削れる「出費」は削ろうと、
「ランチにはお手製のお弁当持参」を、公言したよ。
料理は苦手で、常に「作って頂く派」のご主人さま。
よく決意したね。
って言うかぁ~、それ、本気?
ネパールでは毎晩のように、友達にダルバートを作ってもらっていたよね。
にんにくの皮を剥いた程度で、すっかり「料理のお手伝い」をした気でいたっけ。
先週はお友達の部屋で「タイ風グリーンカレー」(上記写真)をご馳走になって大喜びしてたね。
あの時は、手際よく料理をする友達を感心して眺めているだけだった。
「いっぱいパクチー入れてね」とか、生意気な注文つけながら。
そんな、料理に関してはまるっきり受身のご主人さまが掲げた
『お弁当持参 一大プロジェクト』に、当然のごとく
「すごいじゃん!」とビックリ(半ばビビリ)する友達を前に、得意満面の笑みで言い放ったのがこの一言。
「でしょっ? でね、妹に“お金払うからおにぎり握って”って、お願いしたの」
お友達、一瞬絶句した後、すかさずこう突っ込んだ。
「だったら自分で作れよっ!!」
そして今度はご主人さまが絶句したよ。
「そんなこと(自分で作るという最も基本的なこと)ちっとも思い浮かばなかったよぉ~」
アハハハハ。
って、笑ってる場合?
ボク、さすがに情けなくなっちゃったよ。
せめて、お金も受け取らずに美味しいおにぎり握ってくれてる妹さんに
感謝の気持ちは忘れないで、ご主人さま。
byパンダ