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くどいな、雨漏りってやつは
触れて欲しくないものがある。
全体的にそうなのだが、ブログタイトルのセンスの悪さである。
考えすぎて、本文よりも時間がかかってしまうことがあるのにこのザマ。
なんたることだ。

同様に、触れて欲しくないのに真っ先に触れられてしまうことがある。
久々にバリ島のお店へやって来て、スタッフに一番最初に指摘されること。

「雨漏り、ひどいよ」

だから私は常日頃、なるべく背筋を曲げて、極力下を向いて歩くようにしている。
天井の方を見ると、宿の部屋に戻ればネズミの後姿を目撃してしまうという悲劇を招いたりもするからだ。見上げるという行為はいろんな危険をはらんでいるものだ。

かといって下ばかり見ていると、今度は動きのすばやいものまで察知してしまう。
「現実から目をそらすバランス」というのも難しいものである。

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# by msmoti | 2010-04-03 14:26 | by ご主人さま
縫製者が残した足跡
完全なる入れ違いというやつだったらしい。

ジャワ島に帰省していた縫製者さん、私たちがガサ入れした翌日に呆気なく投降。
投降というか、オフになっていた電源がオンになり、電話に出たってだけの話だけど。

「今どこにいるんだ」と追及すると「バリ島に戻ってる」と答え、「オーダーしたものは作り終わってるのか?」と、一番肝心なことを訊ねると、いけしゃあしゃあと「何もしてない」とおっしゃる。

二週間以上もあってカットさえもしていないというのだから、わが耳を疑うより先に相手の人格を疑うべきなのだが、「聞き違いであろう」という意味のない一縷の望みにかけ、「またまたぁ。本当は半分くらいは作業してあるんでしょう?」と、スタッフ兼通訳に再確認するも「ううん。本当に何にもやってないんだって」と、希望をあっさり打ち砕かれた。

「ねぇ、どうする?」昨日聞いたばかりのセリフをデジャヴのようにスタッフが口にする。
「どうするもなにも、とにかく貴重な生地だけは今すぐ返せって言って!!」

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# by msmoti | 2010-03-31 23:05 | by ご主人さま
姿を消した縫製者
「10日間はかかるだろう」
そう予測してオリジナルバッグの縫製をオーダーしたら「5日間で出来るよ」との縫製者さんの返答に、純粋な私はいたく感激したものだ。

口でなら何とでも言えよう。
ほとんどのインドネシア人が、言動と行動が伴っていないのは今はじまったことではないではないか、一体何年この仕事やってるわけ?
今なら二週間前の「純粋バカな私」に、こう言ってやるものだ。

一週間を経過しても縫製者さんからは何の連絡もやってこない。
まぁ、まぁ。十分ありうることでしょう。
10日間経過---。
こちらから連絡をすると「あと三日で終わる」とのこと。

それから三日後、何度電話しても「電源オフです」とのアナウンスが虚しく流れるばかり。
嫌な予感。
この人、都合が悪い状況になると、お得意の「スイッチオフ」で何日間でもだんまりを決め込むのだ。
こうなったら直接現場に乗り込むしかないと、なんの予告もなしに、バイクで片道1時間半近くもかかる仕事場へ、「無駄足になりませんように」と心で念じながら向かった。

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# by msmoti | 2010-03-27 22:59 | by ご主人さま
高騰!! バリ島ロスメン料金
確かに、去年の夏頃からおかしなことにはなっていた。

バリ島でロスメンと呼ばれる、いわゆる「格安の宿」が「格安」ではないというどころか、一部の完全に勘違いしたロスメンなど、ホテル並の料金設定になってしまっているほどの異常事態である。

何年前のことであったろうか?
一泊RP50000(現在のレートでは日本円で500円くらい)で朝食付きといったロスメンなどゴロゴロあったのに、それがやがて平均RP70000ほどとなり、あれよあれよと言う間にRP100000を越すようになり、そして今ではどこでも平気で「一泊RP150000」などと言う。

かろうじてRP100000以下のロスメンを発見!!と思いきや、かび臭いうえに部屋の中も薄暗いなんてレベルではなくて、日中でも「コウモリ潜んでるんじゃないの?」というような洞窟レベルの暗さ。むしろRP50000でも高いくらいである。

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# by msmoti | 2010-03-26 23:24 | by ご主人さま
ネズミの実像は「愛されキャラ」ではなかった、のである。
ゴキブリとネズミに悩まされる日々が続いている。

この宿、少々難点はあるのだが、部屋の雰囲気がとても好きなので、ここ数年はバリ島へ来るたびに利用している。

しかし、ゴキブリである。

比較的「料金の手頃な宿」では、出没率が高い生き物ではあるが、その頻度が問題である。
滞在10日も経過しないうちに、すでに5匹のゴキブリを目撃し、そのすべてを、悲鳴を上げながらも果敢に撃退しているのであった。もちろん殺虫剤で。

「ゴキブリは本当に飛ぶのである」という事実も、残念ながらこの宿で体験済みである。
あのときゴキブリは、私に向かって何の迷いもなくまっすぐに飛んできた。
情けないことに、立ち向かってくる生意気なゴキブリを叩き落とすどころか、なぜか自分の頭部を手で守りながら避けるのが精一杯だった。頭の上に着地して欲しくないという心情が働いたのかもしれない。

それはそうと、ネズミである。

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# by msmoti | 2010-03-24 23:34 | by ご主人さま